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仙腸関節炎

仙腸関節炎とはおしりの左右にある関節(仙腸関節)に炎症を起し痛みや熱を持つ疾患です。 整形外科の世界ではあまり重要視されていない関節ですが、カイロプラクティックなどの手技療法では注目が集まりつつある関節で、中には腰から下の痛みはこの仙腸関節を矯正することで9割方治すことが出来ると言う人もいます。

原因・症状

仙腸関節に炎症を起す原因は、腰周りの酷使やおしりへの強い衝撃が加わることがあげられます。 野球、ゴルフなどの運動や重労働者の人は勿論ですが、スノーボードでしりもちをつくケースでも起こり得ます。また、風邪などのウイルスが原因となり仙腸関節に炎症を起すこともあります。

仙腸関節の症状は腰周りの痛みや熱っぽさになりますが、この症状は椎間板ヘルニアと酷似しているため、誤診されてしまうケースがあります。 また、MRI検査のような精密検査を行った際にヘルニアが見つかると、例え痛みの原因が仙腸関節であってもヘルニアの手術をしてしまうケースは少なくないです。

当然ですが、痛みの原因が異なる異常、ヘルニアの手術をしても痛みは治まりません。 ヘルニアになっていても痛みが伴わないことがあることを憶えておきましょう。

検査・治療

仙腸関節炎は画像検査では判断しづらい疾患です。そのため触診検査で仙腸関節炎の有無を確認していきます。

実際の検査は患者さんにうつ伏せに寝てもらい、仙腸関節を直接押してみます。 ここで痛みを生じるようであれば仙腸関節炎を起していることになります。また炎症が機械的刺激によるものかウイルス性なのかを判断するため肩甲骨とその周辺の痛みも確認していきます。

治療では手技療法やコルセットを用います。