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四十肩・五十肩

中年期以降に起こる肩関節の痛みです。腕を動かす際に肩に激痛が走り、腕を自由に動かすことが難しくなる症状です。 特に、両腕を頭の後ろに回す結髪運動や、腰の後ろに回す結帯運動ができなくなります。

体操やストレッチ・手技療法などにより、早期の治癒を目指せます。

症状

肩の関節は靭帯や腱などに囲まれており、加齢と共に骨格の歪みからこれらの組織が炎症や癒着などを起こすために、肩の動きを悪くなり、痛みを伴います。 また、何もしていなくても痛みがある場合(自発痛)や夜間痛も出る場合があります。

治療法

治療法については、発症してすぐのいわゆる炎症期の場合、温めるのではなく冷やすことが大切で、安静にしていることが重要です。 その後、拘縮期(固まっていくこと)以降には様々な治療方法があります。まず、電気治療の干渉波は肩の動きに関係する三角筋、棘下筋、肩甲拳筋、大胸筋など幅広い筋肉に干渉波を当て、筋肉を弛緩させます。 手技療法では肩の関節の本来の動きに沿った運動を加え、筋肉を調整していきます。その他にも赤外線による温熱療法、より深い筋肉を弛緩させるライズトロンなどがあります。これらの療法を併用することにより、短期間で痛みを取り除き、自由に肩を動かせます。

予防法

普段から気をつけておきたいこととして、肩を冷やさないことや姿勢が大切です。 また、肩を使った運動や体操を日頃から実践することも四十肩・五十肩の予防になります。この場合、はじめから無理をしてしまうと逆効果になりますので、最初はゆっくりと少ない回数から始めていきましょう。

頚肩腕症候群(キーパンチャー病)

首・肩・腕にかけて、コリや痛みしびれなどが現れる病気を総称して頸肩腕症候群と呼んでいます。 以前は四十肩や五十肩なども頸肩腕症候群と診断されていましたが、現在の医学では変形頚椎症や頚椎椎間板ヘルニア、四十肩などとは分けられて診断されています。

原因と症状

原因としては、1日じゅうパソコンなどに向かって作業をする環境下において起こります。つまり、上肢のみの運動しかなく、同じ姿勢で長時間作業をする場合です。 はじめは肩のコリなどが主な症状で、徐々に首から肩や腕さらに背部などにしびれなどの異常感覚が現れます。 さらに症状が進むと次第に腕が動かしづらくなり、指が変形してしまいます。 また、特に男性より女性のほうが発症しやすいと言われています。

検査

病院における検査の結果異常が認められない場合、頸肩腕症候群と診断されます。 頸肩腕症候群には頭部に力を加えて状態を見るスパーリングテストという有効な検査方法があります。

治療法

頸肩腕症候群に有効な治療法としてはいくつかありますのでここでご紹介します。 重要なことは、首の筋肉をやわらげる事が必要で、手技療法(トリガーポイント療法等)や、電気療法(低周波・干渉波・ライズトロン等)、湿布などがあります。ご自身ですることは普段の原因となるパソコン操作などの作業環境の見直しが必要です。