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肩こり

日本人の肩こり人口は世界一と言われているほどです。それほど日本人にとってはポピュラーな症状といえます。現代の医学では肩の筋肉の中にコリの原因となる乳酸などの物質が溜まることにより引き起こされると言われています。 頚椎は重い頭を載せている上にその可動範囲も広く、そのため頚椎や脊椎が変形することによっても肩こりを起こすこともあります。

症状

症状が軽い場合には、一般的に言われている肩が張る、というようなものですが、肩こりもひどくなると痛みとして感じるようになります。 さらに症状がひどくなると緊張型頭痛を発症することもあります。

治療法

治療法としては、電気療法(干渉波・低周波)、手技療法、テーピングによって筋肉を休ませて血流を回復させる方法などがあります。

また、原因が骨の並びにある場合もあります。これは、先天性のものから、加齢によるものまで様々です。その他にも、高血圧や低血圧によっても肩こりは生じます。

骨の並びの悪さが原因の場合、比較的有効な治療法としては、手技療法があります。 この療法は何度か治療を受けることにより、肩こりを解消することができます。

予防法

一番の予防法は正しい姿勢を保つことです。 例えばデスクワークなどで前かがみになって仕事をしている方の場合、意識的に首を回したり、肩を回したりすることやストレッチでかなりの予防になります。

また、週末などの休みの日にはできるだけ運動を習慣付けることも重要です。 ストレス解消にも効果的で、普段緊張してする肩や首の筋肉をほぐします。

ムチウチ

交通事故や転倒などによって起きる首の痛みで、追突事故によって首がムチのようしなって、首の筋肉が損傷してしまった状態をムチウチ(頚椎捻挫)と呼んでいます。 首や肩、腕などに異常な感覚やしびれを起こすこともあります。 また、痛みか発生する時期としては、事故直後よりも数週間後に発生する場合が多く見られます。

症状

ムチウチの症状で一番多いのは、首の痛み・めまい・肩こり・全身倦怠・頭痛・吐き気などがあります。 しかし、中には重篤な場合もあり、首の部分ばかりではなく、脊髄の損傷も見られることがあります。 脊髄が損傷を受けると、首の痛みのみならず、手指のしびれや痛み、力が入らないといった症状も現れます。

さらに、首の部分にある交感神経が損傷を受けると、耳鳴りや目のかすみなどが現れたり、自律神経が関係する集中力の低下などの症状が出ることもあります。

検査方法・治療法

神経障害を伴っているムチウチに有効な検査方法として、スパーリングテストという検査方法があります。その他には、脊髄が損傷を受けている場合には、MRIによる検査も用いられることがあります。(MRIは病院にてお願いいたします。)

ムチウチでの治療方法は手技療法(トリガーポイント療法・構造医学療法)・電気療法(低周波・干渉波・ライズトロン)です。特に牽引で変化ない方や、逆に悪化されることが多いことを今までも見ています。伝えていただければ、こちらで対応致します。 その他は首にカラーを装着し、安静を保つ治療法や湿布などの方法があります。