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ムチウチ

交通事故や転倒などによって起きる首の痛みで、追突事故によって首がムチのようしなって、首の筋肉が損傷してしまった状態をムチウチ(頚椎捻挫)と呼んでいます。 首や肩、腕などに異常な感覚やしびれを起こすこともあります。 また、痛みか発生する時期としては、事故直後よりも数週間後に発生する場合が多く見られます。

症状

ムチウチの症状で一番多いのは、首の痛み・めまい・肩こり・全身倦怠・頭痛・吐き気などがあります。 しかし、中には重篤な場合もあり、首の部分ばかりではなく、脊髄の損傷も見られることがあります。 脊髄が損傷を受けると、首の痛みのみならず、手指のしびれや痛み、力が入らないといった症状も現れます。

さらに、首の部分にある交感神経が損傷を受けると、耳鳴りや目のかすみなどが現れたり、自律神経が関係する集中力の低下などの症状が出ることもあります。

検査方法・治療法

神経障害を伴っているムチウチに有効な検査方法として、スパーリングテストという検査方法があります。その他には、脊髄が損傷を受けている場合には、MRIによる検査も用いられることがあります。(MRIは病院にてお願いいたします。)

ムチウチでの治療方法は手技療法(トリガーポイント療法・構造医学療法)・電気療法(低周波・干渉波・ライズトロン)です。特に牽引で変化ない方や、逆に悪化されることが多いことを今までも見ています。伝えていただければ、こちらで対応致します。 その他は首にカラーを装着し、安静を保つ治療法や湿布などの方法があります。