成長痛といわれるもの

子供特有の痛みの疾患といえば成長痛があげられるでしょう。 この成長痛とは成長期の子供がひざ、ふくらはぎ、足首、足の甲など関節の痛みを訴えているにも関わらず、骨や筋肉などに異常が認められない場合に付けられる診断名です。

つまり、原因がはっきりしない痛みの症状が出ているが、特に問題にはならないであろう疾患という意味なのです。

原因・症状

成長痛といわれると骨や筋肉の成長に伴う痛みと考えられがちですが、体が成長するスピードは何か問題を起こすほど速いものではないと言われています。 また、精神的なものを原因と考えている専門家もいるようですがこれも確かな証拠があるわけではありません。

実は成長痛の多くは成長期に見られる骨端部分のもろさが原因となって症状を起こしているケースが多いのです。骨端部分は他の骨より柔らかい組織で形成されており、激しい運動などで強い負荷がかかると炎症を起こしやすいのです。これが痛みを起こす原因になっています。

成長痛は様々な部分に起こり、痛みの強さも人のよって異なります。 しかし、ある一定の年齢に達すると痛みが消えてしまうのは共通した特徴といえます。 また炎症を起こしているだけなら、運動を控えることで痛みが消えることもあります。

治療法・予防

成長痛を治療には痛みが治まるまで運動を控えてもらい、周囲筋を手技療法や電気療法(干渉波・低周波)でほぐし負担を少なくすることが有効です。

成長痛は適切な処置をすれば重症化することがない疾患ですが、治療をせず放置すると骨に異常が起こり、後遺症を残すこともあるため医療機関にかかりましょう。